イラスト初心者が、初めてのデジタルイラストのために買ったもの
こんにちは、麻です。
今回趣味ブログを立ち上げる少し前に、かねてから興味のあったデジタルイラストを始めるべく
必要な道具を購入したので、ここに書き留めておきます!
初めてのデジタルイラストのために買ったものは以下の4点。
- iPadAir5(256GB)
- ApplePencil (第二世代)
- ELECOM ペーパーライクフィルム
- iPadケース
結論、上記の4点をそろえただけで初心者(※)には有り余るくらいのイラスト体験ができています!
ちょっと奮発したけど買ってよかった!
※ちなみにガチ初心者、麻のスペックはこんな感じです▼
- 高校→普通科卒業、大学→社会学部、就職→人材派遣営業の普通のサラリーマン
- イラストについて体系的に学んだこと一度もなし。部活もずっと運動部。
- スキル:好きな漫画やイラストレーターの模写、チラシ裏の落描きレベル
イラストを始めるときに買ったもの詳細 & 選んだ理由
ここからは買ったものの詳細となぜをそれを買ったのか?を紹介していきます。
iPadAir5(256GB) 108,800円(税込)
ペンタブよりも持ち運びに向き、機動力が高い
高校生のころで認識が止まっていたので、デジタルで絵を描く方は全員WACOMのペンタブ+PCだと思い込んでいましたが、
iPadのいいところはとにかく機動性が高いこと!いつでも気が向いたときにさっと出して即座に描ける!軽い!
PCだとそうはいきません。またとにかくズボラなのでベッドに寝転がりながらでも使用できるのが地味にうれしい。
初心者がイラストを描くのにちょうどよい塩梅のモデル
これはiPadの中でもなぜこの機種にしたのかという部分ですが、各種あるモデルの中でも一番ちょうどよかったのがこちらです。
選び方はこんな感じ。
- 目的がイラストなので、フルラミネーションディスプレイ搭載
(※ペン先と画面の視差が少なく絵を描くときに快適な仕様)モデルに即決定 - すでにiPadProかiPadAirの二択に。
- 予算面で比較。初心者なのでオーバースペックは不要と考えAirに!
実際ProとAirでは結構悩みましたが、選ぶ上では平岡雄太さんのYouTube動画がめちゃくちゃ参考になりました!
平岡さんのYouTubeはiPadの選び方から使い方まですごくわかりやすく解説してくれているのでお勧めです。
どこかの動画で「iPadのできること=アプリのできることです。自分に不要なスペックを搭載した上位モデルにお金をかけるくらいなら、アプリにお金をかけることが最大限にiPadを使いこなすことにつながる」的なことを仰っていたのが、ものすごく腑に落ちましたね…!
iPhoneユーザーは操作性が同じで楽
これはもうタイトル通りですが、iPhoneを長く使ってるのでほとんど操作には違和感なくすぐにイラストを始められました。
あまりに自然なので忘れてましたが、iPhoneと同じ感覚で基本操作には一切苦戦しなかったです。
普通新しいツールを買った時って使い方そのものに慣れるのに結構時間がかかると思うのですが、
それがないことでかなりスムーズに作業に入れたのはモチベーションを保つ意味でもよかったですね!
加えてはiPhone⇔iPad間のデータのやり取りはAirdropで一瞬に完了できるところもすごく良いです!
PCは今Windowsを使用しているのですが、Airdrop使うためだけにMacにしたいと思うくらいです。笑
ApplePencil(第二世代) 19,880円(税込)
これは理由というほどのことはなく、今回iPadの購入目的がイラストだったのでペンシルは必須でした!
iPadAirは第二世代(iPad本体にマグネットでくっつくタイプ)に対応しています。
かなり高いので、必ずしも純正でなくても今はAmazonなどでサードパーティー製のものも買えるみたいです。
個人的には、Apple公式で買うと無料で刻印を入れられるのがツボだったので名前を入れてもらいました!うれしい!
ペーパーライクフィルム 1,889円(税込)
ざらざらした質感の画面フィルムです。
ipadの液晶に貼ることで、まるで紙に描いているような書き心地になります!これは感動!
液晶画面に直接ペンを走らせると滑りすぎるので、イラストを描くならマストだと思います。
特に私は紙にお絵描きすることがこれまで多かったので、あるとないとでは描き心地がだいぶ違います!
とても便利ですがデメリットとしては、画面に凹凸がつくので画面の鮮明度が若干落ちて見えてしまうことです。
iPadで高画質の動画や写真を見たい!という方は気を付けた方がいいかもしれません。
とはいえ、気になるほどではなかったです!
私が購入したのは以下のフィルムです。まずは大手メーカーかな・・・と思いエレコムにしました!
イラストに最適 ケント紙タイプ|ペーパーライクフィルム|描き心地 – デジタルデバイスで絵を描くすべての人に“夢中になれる時間”を提供するデジタル画材|エレコム株式会社 (elecom.co.jp)
iPadケース 1,480円(税込)
これは特にこだわりはなかったのですが、以下の条件で探しました
- 本体をしっかり守ってくれる
- iPadのデザインを隠しすぎない
- ゴツくならない
- スタンド・オートスリープ機能付き
正直iPad本体購入に結構お金を使ってしまったので・・・お手頃価格のものを探したときに見つけたのがこちら!
超お手頃価格ですがとてもよかったです!
ものすごくたくさん色があって悩みましたが、私が購入したのは1月だったので、1月限定職として販売されていた
朱色を購入しました!思ったより目が覚めるような鮮やかオレンジで、もう少し落ち着いたカラーでもよかったかな…。
機能やビジュアル全般は、初心者には十分です。何よりすっきりスリムなのが持ち歩きやすくて気に入りました◎
総額132,049円!
最低限必要なものを4点そろえて、総額は132,049円!
衝動買いにしては少々高いかなと思いましたが、今のところ全く後悔していません。
この初期投資(+一部有料アプリ)のみで追加課金はほぼなく、イラストに無限チャレンジできるので、
トータルで見たら趣味としてはかなり安い方ではないでしょうか。
iPadはイラスト描く以外にも、使い道がたくさんあってすでに非常に便利です。その辺もいつか書きたいなと思います!
【余談】今更デジタルイラストを始めようと思い立ったきっかけ
私、幼稚園児の時から漫画を読むのが好きでした。
人生で初めて買ってもらった漫画がCLAMP先生の「カードキャプターさくら」で、
それはもう毎日毎日読んでました。小狼君が初恋の相手なくらい。笑
その後中高生くらいまで、漫画のキャラをノートに模写したり、オリジナルの絵を落書きしてましたね。
高校の時に学年に配られる「修学旅行のしおり」の表紙イラストを描かせてもらったりもしてました。
当時コピー用紙に黒ペンで書いて、自分なりに黒塗りを入れたりスクリーントーンを貼ったりしてなんとか
完成させた絵が世に出る(というと大げさですが)うれしさを噛みしめたことを覚えています。
そんな中で紙とペンではなく、デジタルのイラストも面白そう!という思いはずっとありました。
しかし当時デジタル絵を描く方が使っていたペンタブの購入を検討しようにも、そんなん買うお金もない……。
(通っていた高校はアルバイトも禁止で、月5000円のお小遣いではハードルが高かった…)
そうこうしているうちに大人になって、「別に特別上手いわけでもないし、もう遅い」みたいな気持ちに落ち着いてしまっていました。
しかし社会人6年目も終わろうとしていた28歳の冬、習い事の教室に行ったときにぽろっと
「落書きとか好きで、デジタルでイラスト描いてみたかったんですよね (過去形)」とこぼした時のことでした。
「えー何それ!?やればいいじゃんーーーーー!」
その場にいたインストラクターの方にめちゃくちゃ大きい声で言われました。笑
「いやいや、でもそんな今更始めるほどの力量でもないし…」
「関係ないよ!自分が楽しいと思えることをやるってことが大事!それだけで明るいオーラが出るよ!」
「そういうもんですか…いやでも、道具もないし、ペンタブ買わないとですしねえ」
「今時イラストはiPadで描けんのよ!!!」
別のインストラクターさんも横から参戦し、あれよあれよという間にインストラクター私物のiPadが私のところに。
ちょっと使ってみていいよ、と言われ渡されたApplePencilで落書きしてみて驚きました。
私「えー--!なにこれ!!楽しい!本当に描ける!!
ていうかiPadってこんなペンみたいなのあるの!?動画見る板だと思ってたよ!!
デジ絵ってペンタブとパソコンで描くんじゃないの!?すげー--!!わー---!!」
その2週間後には衝動的にiPadを購入してました笑
そこそこ値段がするので若干二の足踏みましたが、大人になって自分で働くようになったことで、
昔と決定的に違う、「自分のお金で買える」ことが嬉しかったですね。
確かに、別に楽しければそれでいいし、今更遅いってこともないよなあ……なんて考えながら、
同時に「お金かかるし」「別にすごく上手いわけじゃないし」とやらない言い訳をしていたことを自覚しました。
きっかけをくれたインストラクターのお二人には感謝です。
以上余談でした。
読んでくださりありがとうございました!
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