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歌詞が読めないので音楽未アップデートおばさんになりそうな話

先日アジカンの新曲や歌詞への愛を語る記事を書いたけれど、一方で年々、歌詞を見ながらじっくり音楽を聴く時間が減っているという話です。

目次

音楽は歌詞から入る

前の記事に書きましたが、私は好きだと思う音楽は基本、歌詞への共感やリスペクトから入ることが多いです。

よほどキャッチーなメロディで、思わず口ずさんでしまう曲は別として、基本的に歌詞を見ないことには曲を好きになることもあまりないなと感じています。歌詞が好きだから、その曲が好きなわけです。

最近だとこっちのけんとさんの『はいよろこんで』とか、ロゼ&ブルーノ・マーズの『APT.』とか、所謂バズった曲は、メロディだけで楽しめるイメージ。

そうなると、自分にとって良い音楽を発掘するためには、音楽を聴くと同時に歌詞を見て詩を噛み締める時間が必要なのです。しかし、これが大人になって(特に社会人になって)から減り続けています。

歌詞聞き取れない問題

そもそも日本語の曲でも、音だけ聞いてなんて言ってるか100%理解できる曲はそう多くないですよね。
早口で、ものすごいスピードで進む曲も多いし、歌い手の滑舌とか発声にも影響されるし…。

また、歌詞になると日常ではあまり使わない言葉使いや単語も多分に使われているので、歌詞を見ないと「ん?」と思うことも多々あります。

大好きなアジカンも、ゴッチは決して滑舌の良い歌い方ではないので、むしろ歌詞を見ないと聴き取れる部分の方が少ないかもしれません。笑

歌詞を読む時間が足りない

でも、日常の中で歌詞をしっかり見ながら曲を聴く場面って、たくさんありますか?

生活の中で音楽の優先度がすごく高い方ならあるのかもしれませんが、私は社会人になって以降、年次が上がり、結婚をし、子供が産まれ…と、視野が広がり考えることが増えると共に、生活の中の音楽が占める割合が減っている感覚があります。

逆に、学生の時は自分の世界や視野が狭かったが故に、音楽が生活に占める割合がとても高かったとも思います。だから好きなバンドの新曲が出るたびに聴き入っては友達と盛り上がったし、毎回ちゃんと歌詞を眺めては、知らないワードの意味を調べたり、作詞者の文才にいちいち感動したりしていました。

 (RADWIMPSの野田洋次郎さんとかクリープハイプの尾崎世界観さんとか。どう生きてきたらその歌詞紡げるようになるん?って思いませんか。ん?好みがちょっと古いですか?笑)

たまにテレビで、街角の人に好きな曲を尋ねる企画があると思うんですが、最新の音楽について「〇〇って曲のここの歌詞が…」って語っている人を見ると、忙しいだろうに真面目に音楽を聴いているんだなと感心してしまいます。

歌詞を眺める余白がなくなるにつれ、音楽をじっくり楽しむことが減り、どんどん無趣味人間になっていく自分…。
あんなにバンドやライブが好きだったはずなのに。なんかさみしい。

世の中の人は今どうやって音楽を楽しんで、どうやって最新曲をインプットしているんだろう。次々いろんなメディアが出てきて、楽しみたいコンテンツは増え続けているのに、時間が足りないと思うのは私だけなのか。私は特別「歌詞重視」なだけなのか。みんながどうやって音楽を楽しんでいるのか知りたいところです。

そして、音楽未アップデートおばさんへ

このまま行くと、15年後には会社の忘年会でカラオケに行くも若者の選曲は全然分からず、自分の青春時代の曲を歌いまくるおばさんになりかねない。いや、それが悪いわけではないし間違いなく楽しいのですが。

というか、そもそも忘年会でカラオケとかもう行かなくなってる?その頃には…。笑

まとまらないので、ここでおわります。おわり!!



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